イタリアの小中学校には、メレンディーナと呼ばれる「おやつ」を学校に持っていく習慣があります。
今だから給食がありますが、数年前までは給食がなかったのです。
給食なしで授業が1時まで続くわけですから、子供は腹ペコになってしまう。
ですから、そうならないように、10時のおやつを家から持参していたというわけです。
しかし、時代の流れもあって、ここ近年は、ほとんどの学校で午後授業が行われ、給食もあります。
が、なぜか、メレンディーナの習慣はそのまま残っているのです。
学校によっては、「フルーツ・プロジェクト」と謳い、給食の出す果物を10時のおやつとしている学校もあるようですが、メレンダ持参の習慣が残っているところがほとんどだと思います。
メレンディーナは、家で作ったサンドイッチでも市販のプチケーキでもかまいません。
ス-パ-マーケットなどには、メレンディーナコーナーがあり、個々に袋に入った菓子パンやプチケーキがまとまった数で売られています。
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