日曜日、バルサミコ酢で有名なモデナへ行った帰り、高速道が渋滞しているということだったので、ヴィア・エミリアというローマ人が作った古くからある国道を使って家路へと向かったのですが。途中パルマ辺りから、レストランの特製料理としてTorta fritta-直訳すると「揚げたケーキ」と書かれた看板が目立ちだし、旦那に「何それ?」と聞いたところ、旦那も「知らない・・・」。ということだったので「じゃ、今日はそのトルタ・フリッタというものをぜひ食べてみよう!」ということになりました。
私たちが立ち寄ったのはフィデンツァにあるIL CASALEというレストラン・ピッツェリア。農家を改造して作った田舎風の広々としたレストラン。外には幼児用の遊具もあり、ちゃんとべビーチェアもありと良い雰囲気でした。
さて、トルタ・フリッタですが、私たちの予想「揚げたケーキ?甘い丸いケーキを揚げちゃったわけ???」はまったくのハズレ。実は、甘くない、しかも形はケーキというよりも、大きなラビオリ。ピッツァの生地で作った大きなラビオリを揚げたようなものだったのです。パルマの生ハム・サラミなどと一緒に前菜にいただきましたが、これがなかなか旨かったです!山盛りで運ばれてくるのですが、中が空洞になっているので案外軽く食べてしまいました。私たちが食べたものは四角い形をしていましたが、形は作る人に寄り蹴りらしいので、用は薄いピッツァ生地を2層にして揚げたものなのでしょう。シンプルながらも、ハムの味を引き立てて美味しかったです。
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