トルタ・ジェノヴェーゼは、イタリアで"パン・ディ・スパーニャ"と呼ばれているスポンジケーキの発端といわれるものです。
イタリア語でパン・ディ・スパーニャとは直訳すると″スペインのパン″。
なぜスペインなのか?というとこんな理由があるそうです。遡るは18世紀中ごろ。ジェノヴァ共和国のケーキ職人がスポンジケーキに似たものを考案し、それをスペインに駐在していたジェノヴァの大使がパーティーで出したところ、美味しい美味しい!!との声。このケーキが゛トルタ・ジェノヴェーゼ″と呼ばれたらしいのです。そして、その後もう少しシンプルなレシピで作られたスポンジケーキが、その大使の貢献に敬意を表し″パン・ディ・スパーニャ″と名づけられたのだそうです。
では、そのトルタ・ジェノヴェーゼの作り方を紹介♪
材料:
卵 6個
砂糖 180 g
小麦粉 150 g
バター 150 g
塩 ひとつまみ
粉末バニラ ½ 袋
作り方:
湯煎にかけたボールに、卵、砂糖、塩、バニラを入れ、温まるまで泡立て器を使って混ぜます。湯煎から出し、冷めすぎないようにしながら、表面に線が描ける位の固さになるまで泡立てます。
小麦粉をまぶすように少しずつ加え、溶かしバターを加え、軽く"さっくり"混ぜ合わせます。
バターを塗り小麦粉を叩いた25cm直径のケーキ型に流し込み、190度に温めたオーブンで40分焼きます。
焼きあがったら、型からはずして熱をとって出来上がりです。
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