夫の実家に行く道沿い、モンツァの公園の近所にあるデリバリー、テイクアウト専門のピッツェリア。
以前からそこの前を通るたびに「ああ、ちょっと変形したキャスパーが描いてある、そしてなんで2なの?」と気にはなっていたのですが、自宅からはちょっと距離があるので、そこからピッツァを持ち帰る気にもならず、行ったことがなかったのですが・・・。
昨年の姑の誕生日に、「ピッツァを皆で食べよう」ということになり、義理の妹夫婦は花を買い、うちはピッツァを買って持っていくということになったのです。で、近所で開いていたのがこのキャスパー2だけだったので、何も考えずにマルゲリータを買っていったら、
ものすごく美味しかった!!
多分好みにもよると思うけれど、こういうのもあり!というピッツァでした。
チーズはかなりカリカリで水分が少なく、生地が結構ぎっしりしていました。釜戸の温度が高くないとこうは焼けないだろうなというピッツァでした。
Casper2
Via Boito Arrigo, 41
20052 Monza (MI)
電話: 039 362142
ピッツェリアの釜戸の温度が高いというのは、私の経験上、
1.客周りが今一でも開店からある程度時間が経っている。
2.早い時間でも客周りがいいからすでに高温になっている。
のどちらかだと思うのですな。
ここの店は、明らかに2のほうだと思います。結構テイクアウト客でごった返していたし。
ピッツァの釜戸に使う焚き木の量って馬鹿にならないんですよ。だから、客周りがよければ繁盛するので焚き木だってケチらないけれど、客周りが悪ければ焚き木にかかる経費もケチる、その結果ピッツァの味が落ちる、そしてそして閉店・・・・という運命になってしまうのですなぁ・・・
ほんと、こうやって無くなっていくピッツェリアを何軒見てきたことか・・・。
テイクアウト専門のピッツァ屋さんに、フォカッチャ系ピッツァをガスのオーブンで作っているところが多いのは、こんな経費の理由があるからだと思います。
実際、石釜使用のピッツェリアは、「ピッツァは夜しかやってません」もしくは「昼はピッツァのみ」という所が少なくないです。どちらかに絞らないといろいろ無駄になってしまうのでしょうね。
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