カルボーネ・ドルチェとは、毎年1月6日"エピファニア"の日に登場する炭そっくりの砂糖菓子です。
"エピファニア"とは、東方の三博士が生まれたばかりのイエスキリストを訪ね、黄金・没薬・乳香を捧げた日だそうです。ということで、かつて子供たちがプレゼントをもらえたのは、クリスマスではなくこの日だったそうです。その他、エピファニア前夜には、ベファ-ナという良い魔女がやって来て、良い子には靴下いっぱいのお菓子を、悪い子には炭をもってくるという言い伝えがあるのです。
エピファニアの近くになると、お菓子屋さんには、靴下に詰められたキャンディ-・ビスケットが沢山並びます(イタリアでは、靴下はクリスマスでなくこの日なのです。)。中でも、"カルボーネ・ドルチェ"は、一瞬子供が驚くので(マンマ!僕、悪い子だったのぉ??って)ひとつくらいは靴下の中にひそましておく様です(うふふ)。この写真の"カルボーネ・ドルチェ"は、白で表面を覆ってみたバ-ジョン。砂糖のかたまりだから、あまり美味しくはないんですけど・・・。
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